TravisMathew トラビスマシュー

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2021.05.10

TravisMathew × Ryo Ishikawa ダイアリー -2021 中日クラウンズ-

2021年、石川遼がTravisMathewとともに挑む最初の大会となった、日本男子ツアー3戦目、第61回中日クラウンズ。最終順位やスコアこそ、決して望んだものとはならなかったが、石川は昨年までとは違う進化を、はっきりとわれわれに見せてくれた。3日間54ホールの戦いを、ダイジェストでお届けする。


中日クラウンズは石川遼にとって、大きな良い思い出も苦い記憶も入り混じる大会だ。前者は言うまでもなく2010年。最終日に「58」をマークして大逆転優勝を果たした。後者は、前回大会の2019年。腰痛により、初の棄権を決断した。それから2年ぶりの開催。良いプレーを見せたい思いは、いつも以上に高まっていたことだろう。

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    悪天候のため、金曜日に迎えた初日。10番スタートの前半で、石川は、スコアにこそ反映されなかったが、充実したプレーを展開した。1打目にフェアウェイウッドやアイアンを使う組み立てで、ベタピンにつけた10番を含む2バーディー、1ボギー。16番からの3ホールではパーに終わったものの、すべて3m以内のチャンスにつけるキレも見せた。一方で、「ちょっと悔しい」と振り返ったのが後半。1番でバーディーを奪うも、3番の2打目がシャンク気味となってボギーを喫してから、プレーが乱れた。5番から3連続ボギー。それでも8番では、ピンに当たる2打目を見せ、さらに、ラフからの3打目をチップインさせてバウンスバック。ラウンド中にわずかでも良い状態を取り戻せたことは、大きかっただろう。

     


    ※着用アイテム CAP <AA800BBJV> / POLO<7AD014> / PANTS<7AD007>

  • 1オーバー、56位タイから臨んだ2日目も、ドライバーはほぼ封印して、前半は前日と同じく2バーディー、1ボギー。後半は風が強くなり、耐えるプレーとなった。16番でグリーン奥のバンカーから左足下がりのショットを強いられるなどして、ボギーは2つ。バーディーは、2打目を約1mにつけた12番のみに終わったが、15番では約5mのチャンスが惜しくもカップでクルリと回って外れ、17番パー3では、かなりのフォローの風のなか、9番アイアンのバランスの良いスイングで約3mにつける場面もあった(結果はパー)。

     


    ※着用アイテム CAP<1MR435> / POLO<7AD028> / PANTS<7AD008>

     

     

  • 通算1オーバーで首位と8打差。優勝は難しい状況だったが、石川は3日間でもっとも多い回数のドライバーショットを見せるなど、最終日に攻めた。フェアウェイキープ率もパーオン率も今週の自己ベストで、とくにパーオン率は77.78%の5位タイ。それが、この日の3アンダーに繋がった。ただ、最終順位が23位タイということもあってか、石川は素直に喜べなかった。ノーボギーは評価したが、バーディー3つで満足とはいかなかった。

    裏を返せば、昨年からのスイング改造が、それだけ完成に近づいているということでもある。実際、石川はこれまで素振りにおいて、ダウンスイングの途中で一度止め、手の位置などを確認する仕草をしていたが、今大会ではそれがほとんどなかった。スイング自体を気にする時間が減り、マネージメントにフォーカスする割合が増えてきている表れだろう。

     


    ※着用アイテム CAP<1MR435> / POLO<7AD013> / PANTS<7AD006>

     

  • 変化で言えば、石川の肉体もそうだ。TravisMathewは、タイト過ぎず、体型に程良くフィットするのが特徴だが、昨年よりも大きくなった石川の筋肉は隠せなかった。2日目には、ニット越しにも背筋の膨らみがわかった。パンツの機能性を示すように、石川の動きは常にスムーズだったが、発達した大腿四頭筋をたびたび目立たせていた。
    整いはじめた技術と体。石川の猛チャージが見られるのも、そう遠くはなさそうだ。次にTravisMathewをまとったとき、どんな姿を披露するのか。その日を楽しみに待ちたい。